はじめまして。
求人メディアGreenのフロントエンドエンジニアをしている河内と申します!
Atrea Tech Blogは初投稿です!
今回は、今年の4月からGreenのフロントエンドメンバーで週1回やっている勉強会についてご紹介したいと思います。
初めて3ヶ月、今の所いい感じにワークしているので、なぜやろうと思ったか、どこが良かったか、どういうふうに行なっているかを中心にご紹介できればと思います!
勉強会をするきっかけ
ことの発端は今年の3月に、Greenのフロントエンドエンジニアとして「どうなりたいか・今後どういうことに挑戦したいか」をメンバー間で話し合ったところから始まります。
その中で、
- 事業を伸ばすために、まだまだ個々人のレベルアップが必要
- 最近、自発的なInput/Outputがあまりできておらず、エンジニアとしての成長ができていない気がする
- フレームワークや言語への理解をもっと深めたい
という話題になり、エンジニアとしてレベルアップをするために、チームで勉強会を定期的にやっていこうということになりました。
チーム内勉強会のメリット
レビューの指摘がしやすくなる
実務的な観点で、大きなメリットを感じられたのはレビューがしやすくなったことです。
例えば、
- 「あの本のこのページにもっと良いやり方が書いてありました」
- 「○○の根拠として、あの本にこう書いてあることを参考にXXと思いました...」
などの指摘がとてもしやすくなりました。
チームで同じ本や記事を題材に勉強することによって、認識のレベルが一定揃っている状態になります。
ですので、レビューを受ける側もすんなり入ってきますし、逆にもっとこうした方が良いなどの意見があった際にもスムーズに議論が進むようになりました。
新しく挑戦したいことへの合意がその場で取れる
技術的インプットをしている最中に、「これを今のプロダクト開発に取り入れてみたい!」と思うことがよくあります。
チーム内勉強会をやる前だと、その説得をする場合には
- 背景などをなるべく詳しく伝える
- その上で、チーム内で取り入れるかの議論を行う
- 良さそうであれば導入
という流れで意思決定がされていました。
チーム内勉強会をやるようになってからは、同じ本や記事などを読んだメンバーと意思決定を行うため、上記で言うと①にあたる背景などを詳しく伝えるコストが圧倒的に少なく、また、議論する際も前提の知識がある程度揃っているので、とても意思決定がしやすくなりました。
実際、勉強会の中ですぐに取り入れて、そのまま実装まで持っていくことも多々ありました。
実際に取り入れたこと(抜粋)
- tsconfig.jsonの設定の変更
- ディレクトリ構成の見直し(後日、記事にできればと思います)
- React Testing Libraryの導入 など
アウトプットの場を強制的に作れる
これは私個人の問題かもしれないですが、普段インプットは行うのですが、アウトプットがなかなかできていませんでした(やりたいなとは思っていたのですが...)。
後述しますが、勉強会では、インプットした上で取り入れたいことや興味を持ったことを発表する場を設けていたので、アウトプットが強制的にできたのは非常に良かったです。
このおかげもあって、最近では徐々にアウトプットする癖がついてきました。
(このブログ投稿もその癖のおかげです。笑)
どのような形式で行なっているか
頻度
週一回ランチの時間(1時間)を使って勉強会を行なっています。
形式
勉強会の場はアウトプットする場として利用するために、インプットは各自、1週間の中で行なっていくスタイルをとっています。
お題(1週間で○○本の何章まで読むなど)を決め、そのお題に対するインプットを行います。
そして、全員が集まる場で、取り入れたいことや興味を持ったことを発表します。
お題の決め方
お題はその時々、ホットな話題や、チームとして課題に感じている箇所などを中心に話しあいながら決めています。
一緒に本屋に行き、「この本を勉強会でやったらいいかもしれないね」などの話をしながら、決めることもありました。
これまでやったお題(抜粋)
- 「プログラミングTypeScript」
- 「プロを目指す人のためのTypeScript入門」
- 「JavaScript関数型プログラミング 複雑性を抑える発想と実践法を学ぶ」
- 「テスト駆動開発」
- テストコードをペアプロしながら開発 など
気をつけたこと
色々な事情によって、個々人のインプットの時間があまり取れない週もありました。
その時に気をつけたことは、「最低限ここまではやろう(例えば第何章のみやるなど)」と決め、勉強会自体は毎週開催したことです。
個人的には、毎週開催したことが、3ヶ月続けられた理由の一つでもあると思っているので、忙しくてもスコープを絞って開催し続けたことは良かったのかなと思います。
メンバーの声
- チームとしての課題に対してピンポイントに勉強できるため、学んだことがすぐ実践できるし、課題の対処にも繋がるところが良かった
- 同じ話題をメンバーで議論できるのが良かった
- 定期的に予定が入っているため、毎週続けられたのが良かった
まとめ
簡単にですが、Greenのフロントエンドメンバーの勉強会について紹介させていただきました!
タイトルにも書いた通り、やっみて3ヶ月、個々人のスキルアップはもちろん、チームとしての開発効率も以前と比べて上がったように感じています。
まだまだやりたいお題はたくさんあるので、今後も継続してやっていければと思います!
皆さんも是非やってみてはいかがでしょうか...!
最後に
アトラエでは一緒に働く仲間を募集しています。
少しでもご興味ある方は是非スライドと採用ページもご覧ください!